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保護犬は独身男性では里親になれない?譲渡条件が単身者不可の理由とは?

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皆さんは、保護犬の里親になりたいと思ったことはありますか?

独身男性や単身者は、保護犬を譲渡してもらう条件や審査が厳しいと聞いたことがある人も多いと思います。

たしかに、保護犬を棄てたり、虐待したりする人が一定数いるのは事実です。

そのため、里親になる条件や、審査が厳しくなっていてもおかしくありません。

しかし、独身男性だから、単身者だから”危ない”と決めつけて譲渡がなされないのは、ちょっと納得いきませんよね?

では、なぜ、独身男性や単身者は譲渡の条件が厳しいのでしょうか?

その理由や事例を見ていきたいと思います。

 

保護犬は独身男性では里親になれない?

独身男性が、保護犬の里親になろうとすると、譲渡の条件が厳しくなることが多いんです。

どうして条件が厳しいのか、疑問に思っている人も多いでしょう。

独身男性が里親になる条件が厳しくなるのはどんな理由があるのか、見ていきたいと思います。

 

独身男性は保護犬の虐待を懸念されている?

保護犬を独身男性に譲渡すると虐待される、というイメージをもつ保護団体は少なくありません。

譲渡したら虐待をされて、戻ってきたならまだ良い方で、命を奪われてしまったという深刻な事例があったんです。

実際に、独身女性より独身男性の方が、保護犬虐待の確率が少し多いという統計がありました。

そういったイメージから、独身男性に譲渡を渋る、条件を厳しくする団体もあるのは事実です。

保護団体の人は、譲渡する前までしっかりと愛情を注いでお世話をしてくれていることでしょう。

人慣れしていない子には、慣れさせるために色々と試行錯誤をして、次こそ幸せになれるようにと考えて保護しているはずです。

大切に預かってきた、保護犬。

保護団体の人たちの保護犬に対する愛情は、とても大きいものなのです。

せっかく幸せになるように、と送り出した保護犬が、虐待されたと分かれば、憤りも感じますし、悲しい気持ちになるのは当然のことではないでしょうか?

独身男性に譲渡をしてくないというのは、独身男性が悪いわけではなく、過去の譲渡失敗事例から譲渡先に対して慎重になるのが保護団体の方針なんですね。

 

独身男性で高齢者は条件が厳しい?

独身男性でなおかつ「高齢者」となると、保護犬譲渡の条件はもっと厳しくなるんです。

動物の保護団体の人は、保護犬が自分の手から離れるときは、幸せになって、もう二度と団体の元には戻ってきてほしくないと願っています。

犬の平均寿命は、14.8歳と言われていますが、長生きする子だと20年以上生きることも。

高齢男性は、持病など健康面も考慮して、犬より先に亡くなってしまう可能性があります。

そうなったとき、保護犬はどうなるのでしょうか?

また、保護団体に戻ってきて新しい里親さんを探す?

一度棄てられた子が、二度も飼い主がいなくなるという経験をしなくてはなりません。

そう考えると最期をしっかり看取れる人でないと、譲渡ができないという団体が多いのもお判りでしょうか?

 

保護犬は譲渡の条件が単身者に厳しい?

単身者に対して、保護犬譲渡の条件が厳しくなるのにはもう一つがあります。

それは、ライフステージの変化などです。

単身者は、就職・転職・引っ越し・結婚・出産など、単身でない人と比べて人生のイベントが多い傾向にあります。

では、どういう点が懸念材料なのか見ていきましょう。

 

条件が厳しいのは結婚や住居環境の変化が理由?

もし単身者が結婚して、妻や子供が犬アレルギーだったとします。

そういった場合、アレルギーがあるから譲渡してもらった保護犬を飼えなくなった、と保護団体に連絡が来ることもあるんです。

また、就職・転職などを機会に住む環境を変える人もいるのではないでしょうか?

契約した物件がペット可ではなかった、仕事で犬に時間を割けないなど、一旦送り出した保護犬が、戻ってきてしまうリスクがあります。

悲しい思いをするのは保護犬ですよね。

こういった、リスクをなくすために、単身者は保護犬譲渡の条件が厳しくなっていると思います。

保護犬のことを一番に考えた結果、条件が厳しくなってしまっているんですね。

 

単身者でも里親になれる!

では、単身者は絶対に保護犬を譲渡してもらえないのでしょうか?

そういうことではありません!

譲渡の条件が厳しいだけで、条件を飲める、クリアできる人であれば問題なく譲渡してもらえますよ。

ではその条件とは、どのようなものがあるのか調べてみたので参考にしてみてください。

まずは、飼育環境を整えることです。

保護犬が不自由しないように、必要な物をそろえ、迎える準備をしておきましょう。

次に、飼育可能な種類の保護犬であるか。

これは、単身者の場合、手のかかる子犬などは避け成犬を希望すると、譲渡してもらえることが多いです。

子犬は、食事の時間やトイレなど一日中家に居ることができない単身者では、厳しいかもしれません。

また、預け先を決めておくことも大切です。

旅行や急な転職で家にいれない時、飼えなくなってしまった時に備えて、親や親戚などに協力を仰いで、了解を得ておくと良いでしょう。

一番大切なのは、保護犬を絶対に幸せにするという気持ち。

自分の家族の一員だと考えて、できる限りの愛情を注いで幸せにしてあげるという気持ちだと思います。

その気持ちと覚悟が無い人には譲渡できませんよね。 

 

まとめ

これまで、独身男性では保護犬の里親になれないのか?

単身者では、保護犬が譲渡される時の条件が厳しくなるのか、についてみてきました。

いかがだったでしょうか?

独身男性だから、単身者だからといって絶対に保護犬を譲渡してもらえないというわけではない、ということが分かっていただけたと思います。

里親になる条件は厳しくなるかもしれませんが、一番大切なのは、保護犬を今まで以上に幸せにするという気持ちと、保護犬の一生を見届ける覚悟を持っているかです。

もし、保護犬を飼いたいと思っている方は、その準備をして、一生懸命自分の気持ちを保護団体の方に伝えてみてください。

それでは、『保護犬は独身男性では里親になれない?譲渡条件が単身者不可の理由とは?』はここまで!

最後まで見てくださってありがとうございました。