近年とても人気のミックス犬。
マルプー、チワックス、ダップー、ポメチワなど、様々なミックス犬を見かけるようになりましたよね!
それぞれの犬種の良い部分を受け継いで、愛くるしい顔をしている子がたくさんいます。
純血種の犬よりも、ミックス犬の方が好き!という方もいらっしゃいますもんね。
しかし、ミックス犬は体弱いと言われているのはご存じでしょうか?
病気をしやすく、長生きしないとも言われているんですよ。
雑種は体が強く病気をしないとよく聞きますが、ミックス犬と雑種って違うんでしょうか?
今回は、ミックス犬が体弱いという真相や、雑種と違い病気をしやすく長生き出来ない理由をご紹介します!
ミックス犬は体弱いって本当?
【拡散希望】『飼える方探してます』
シュナウザーとボストンのミックス犬
10歳超えててまぁまぁおばあちゃん犬やけど、病気なし活発な女の子。
アパートに引っ越したので飼えない状況になってしまったので…まわりにいろいろあたってほしいです。
お願いします。 pic.twitter.com/jMRk8foBHs— かなこ (@xkanapii) November 29, 2018
それでは、ミックス犬が体弱いというのは本当なのでしょうか?
ペットショップで見かけるミックス犬は、可愛くて元気な子犬ばかりです。
体が弱そうな子なんて見かけないですよね・・・
他の純血種の犬たちと大差ないように見えますが、ミックス犬はなぜ体が弱いと言われてしまうのでしょうか?
ミックス犬が体弱いと言われるのはなぜ?
チワックス♡最近はミックス犬とか流行ってるけど「どうなの?」って思ってしまう私。別に可愛いとか可愛くないとかの問題ではなくそれは意味がある行為なのか?ただ可愛いから需要があるからと繁殖させられたら欠点が目立つ子がてできたり病気が出てきたりすると思う。日本はブリーダーは無資格だから pic.twitter.com/kGK3XJk7Km
— アキーコ どうぶつ看護師兼トリマー (@akiko_pug) January 4, 2018
ミックス犬が体弱いという意見には、どうやら遺伝性疾患のことをいわれているようです。
純血種でよく見られる遺伝性疾患がミックス犬にも受け継がれ、発症リスクがあるため体が弱いとされているんですね。
特に小型犬では膝蓋骨脱臼など、どの犬種にも見られがちな遺伝子疾患を持ち合わせている可能性があります。
そういった場合、膝蓋骨脱臼を発症してしまいますので体が弱いといわれる原因になり得るのですね。
ミックス犬は先天性疾患が多い可能性はある!
おはようございます
今朝のバンビです
今日は検査なのでご飯抜きで
病院連れて行きました
なんの病気なんだろ???
たいした事ないといいな#ミックス犬#老犬 pic.twitter.com/Oo64Gpzk38— ネメバ (@neomero6) August 11, 2021
では、ミックス犬は先天性疾患が多いのでしょうか?
どの犬種にも罹りやすい遺伝性疾患は存在します。
チワワ・・・水頭症・膝蓋骨脱臼
プードル・・・膝蓋骨脱臼・進行性網膜萎縮症・遺伝性白内障
ダックスフンド・・・骨形成不全症・フォンヴィレブランド病・進行性網膜萎縮症
マルチーズ・・・僧帽弁閉鎖不全症・グリコーゲン貯蔵症
上記は、その犬種に多いと言われている先天性疾患の一例をあげてみました。
例えば、水頭症の遺伝性疾患をもつチワワと、持っていないプードルから生まれるミックス犬は水頭症は発症しないと言われています。
しかし、小型犬に多い膝蓋骨脱臼など両親ともに同じ遺伝性疾患を持っている場合は発症するため、注意が必要と言われているんですね。
ミックス犬を迎える際には、親犬の犬種が罹りやすい遺伝性疾患をきちんと知っておいた方が良いでしょう!
ミックス犬が雑種と違い病気しやすく長生きしない噂の真相は?
二頭でチョロチョロ
ディズニー出てきそうな
しーちゃんとまいちゃん
柴犬とシュナウザーのミックス
ミックス犬が売れるからと
繁殖屋が作ったけど
血を混ぜた時点で雑種 pic.twitter.com/Kk9NLnspWw— 保護犬ふれあいカフェGUARDIAN (@GUARDIA28717530) June 29, 2019
ミックス犬は長生きしないという噂があるため、ミックス犬を飼い始める前に悩む飼い主さんも多いみたいです。
大切な愛犬が、長生きできないのは言葉では言い表せない悲しみですもんね。
しかし、ミックス犬と同じ混血の雑種は、体が強いといわれています。
雑種は長い年月を経て、様々な犬種の弱い遺伝子が淘汰され、強くなっていったんですって!
たしかに病気をせず長生きするイメージがありますよね。
ではなぜミックス犬は、長生きしないといわれてしまうのでしょう?
ミックス犬と雑種の違いとは?
マティおじはミックス犬が流行ってた頃に繁殖屋に作り出されたモンスターで、もう名前も忘れちゃったけど団体に保護されて譲渡してもらった子😊病気だらけでひどい皮膚炎、アレルギー、IBD、心筋症、癌4回…本当にお金も手間もかかるベイビーちゃんです😭😭😭 pic.twitter.com/ERpf7GE1gW
— ドン・ぶっちゃ (@docma1212) April 13, 2021
ミックス犬と雑種の違いを、皆さんご存じでしょうか?
実は私も、これまであまり詳しく知らなかったので調べてみました。
ブリーダーにより人工的に純血種同士の交配をして生まれた犬。親犬の犬種も分かっている。混血の1代目。
自然界の中で交配し、2種類以上の犬種が混ざって生まれた犬。様々な犬種が混ざっている為、親犬の犬種も不明。
どちらも2種類以上の混血という点では同じですが、生まれた経緯が違うのだそう。
雑種は、自然の中でいつの間にか増えていった犬種で、昔は馴染みのあった野良犬に多かったようです。
それに対し、ミックス犬は親犬の利点を掛け合わせて、更に良い犬を誕生させるための交配といえますね!
ミックス犬が病気や長生きしない理由を解説!
知識もないのに適当に組み合わせ
障害児や奇形児、短命な子が生まれ
今日も処分されています😢#里親募集 #支援 #小さな命#ペットショップにいくまえに#乱繁殖 #繁殖屋 #保護犬 #子犬#チワックス #マルプー #チワプー#ポメチワ #ダップー #パピーミル#子犬工場 #生体販売 #ミックス犬 pic.twitter.com/bSVNm4HI1I
— りあ🐾 ▶︎5つの自由 for Animal (@8keihatuken8) October 19, 2019
では、良い犬の誕生のための交配でもあるのに、病気しやすく長生きしないとも言われてしまう理由は・・・?
それは、やはりミックス犬の遺伝性疾患に罹りやすいというところ。
ミックス犬は、親犬の良いとこ取りをする為の交配で、欠けている遺伝子を補い合うことで丈夫で長生きするとも言われています。
しかし、逆に悪いとこ取りの犬が生まれる可能性もあるということになりますよね。
両親の遺伝子的疾患をそのまま受け継ぎ、発症してしまうリスクもあるということなんです。
そしてミックス犬は、まだまだ歴史も浅くその犬種に対してのデータも少ないため、予測不能な部分も多いと言えるのではないでしょうか。
とはいえ、受け継ぐ可能性がある遺伝子的疾患は、その犬種や親犬を知る事ができれば、ある程度は特定することもできますよね。
発症しないように日々の生活を注意して過ごすことで、長生きすることは十分可能だと思います!
まとめ
今日のパラディア服用完了!
良くなぁれ✨良くなぁれ✨
全然病気に見えない食欲と元気☺️
今日は浮腫もだいぶ良い感じ✨#シニア犬 #ミックス犬 #犬 #秘密結社老犬倶楽部 #パラディア服用中 #癌に負けない pic.twitter.com/QMhjYXsq2Q— アトムとレオとラック🐶シニアmix犬との暮らし (@mixwanwan_) December 4, 2021
ミックス犬が体弱いや病気しやすいと言われてしまう理由は、親犬の遺伝性疾患の受け継ぐ可能性があるためだと分かりました。
同じ混血とはいえ、雑種とは少し違いがあるのですね。
しかし、ミックス犬も体が弱くなる可能性があるだけで、全てのミックス犬が体弱い訳ではありません。
たとえ遺伝性疾患を受け継いでいても、病気を発症しないように生活し、長生きしてもらうことも可能だと思います。
そして、長い年月をかけて強くなった雑種のように、ミックス犬の歴史も深くなるにつれて今とは違い変化していくかもしれません。
ミックス犬は長生きする!とハッキリ言われる日が来るかもしれませんね!
まだまだデータの少ないミックス犬ですので、今後どのように変わっていくのか、私個人的に楽しみだったりしています!
それでは『ミックス犬は弱いって本当?雑種と違い病気しやすく長生きしない噂の真相は?』はここまで!
この記事を読んで、少しでも皆さんのお役に立てたらうれしいです!
すべてのわんちゃんたちがハッピーになれますように!