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アジリティは柴犬に難易度高い?日本犬は向いている犬種?

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昔から多くの家庭で飼われている日本犬、柴犬。

かつては豆柴ブームもあり、今でも大人気な犬種です。

そんな柴犬が、アジリティに向いていない犬種と言われているのはご存じですか?

えっ、運動神経よさそうなのに?

立ち耳に短めの毛で、いかにも動きやすそうな体型をしていますね。

しかしアジリティは、柴犬には難易度が高いとのこと…。

そこで今回はアジリティの難易度や、向いている犬種かどうかをご紹介します。

なんで日本犬にはアジリティが向かないのかなぁ?

また、アジリティで活躍している日本犬がいるのかについても調べてみました。

一緒に柴犬たち日本犬と、アジリティの相性を見ていきましょう!

 

アジリティは柴犬に難易度高い?

一般的に、柴犬など日本犬は洋犬に比べてアジリティ向きではないと言われます。

しかし、かつて狩猟犬として人と共に暮らしてきた柴犬。

今でも狩猟犬としての性格が残っているので、運動神経は良いほうでしょう。

飼い主に従順な性格はアジリティに向いてそうだけど…

柴犬はリーダーとして認めた相手にはよく従う賢い犬種。

しかし逆に、警戒心や縄張り意識を強めると、飼い主以外の人や他の犬を寄せ付けない性格になってしまうこともあるんです!

また、自分の判断で行動しがちで頑固な性質は、初心者にはしつけが難しいという特徴も。

そのため、自分からやりたいと感じハンドラーに従う気がない限り、柴犬にアジリティは向かないと言われています。

でもそれだけ頭がいいのが柴犬の良さだよね!

だからといって、アジリティを全くおすすめしないというわけではありません!

根気良く接すれば、多くを学び指示も聞いてくれるようになる賢い犬種です。

さぁ、柴犬でもアジリティができるのか詳しく見ていきましょう。

 

柴犬の身体能力はアジリティ向き?

柴犬は活発に行動し、運動が大好きなので小型犬でありながら体力は充分。

さらに、丈夫でがっちりとした体型ですのでパワーもあります。

手足の筋肉の付き方も、ほかの小型犬よりも走ることに向いているそう。

犬種によっては関節が弱いタイプもいます…

昔から外で飼われていたこともあり、日本の風土にもよく適応して健康的な犬種です。

アジリティを含め、ドッグスポーツに向いた身体能力を持っているのは間違いないですね!

ボール遊びが大好きな明るい性格

ちなみに、柴犬は分類では小型犬ですが、ほとんど中型犬と言えるサイズ。

アジリティは、体高によって3クラスに分けられています。

柴犬の体高はミディアム(M)のクラスに該当するでしょう。

 

柴犬のアジリティはハンドラー次第!

このように、身体的にはアジリティ向きの柴犬。

しかし柴犬は集中力が持続しない傾向があるのです。

そのため、トレーニングを長時間続けることには向かない犬種。

柴犬がアジリティを楽しめるかは、ハンドラーの腕にかかってきます!

人間は根気、犬は楽しくが大切だよ~

アジリティはハンドラー(又は飼い主)と意思疎通が出来るかが重要。

日々のトレーニングでは、1日5分を数回に分けて行います。

その途中で体を掻く、伸びをするなどのストレスサインを出すかもしれません。

しかし直前に出した号令は必ず実行させ、”成功”で終わらせることが大切です!

出した号令や指示に責任を持ち、必ず犬に実行させよう!

トレーニング初期では室内でもリードをつけ、柴犬が勝手に立ち去らないようにします。

ちなみに大会などでは、コースの順番を理解しているのはハンドラーだけ!

犬は毎回変わるコースをぶっつけ本番で走らないといけないんだ

ハンドラーがいかに上手く犬を誘導できるかがポイントとなってくるのです。

 

アジリティに日本犬は向いている犬種?

日本犬保存会によって、日本犬と総称されるようになった犬は、7種です。

小型犬の柴犬、中型犬の紀州犬・四国犬・甲斐犬・北海道犬・越(こし)の犬、大型犬の秋田犬。

結構似たような見た目をしているのよ

そんな日本犬は実はアジリティに不向きだとされているのです。

アジリティは障害物を正確に早くクリアする競技。

さらに先ほども述べたようにコースの順番はハンドラーしか知りません。

よって、アジリティで活躍するには以下のような特徴を持っている必要があります。

  • ハンドラーの指示を聞く
  • 理解が早い
  • 障害物を恐がらない
  • 速く走れる

では、日本犬はこれらの要素を持っていないということでしょうか?

詳しく見ていきましょう。

 

日本犬がアジリティに向かない理由は?

日本犬は自分の気持ちに非常に素直な性格をしています。

つまり、興味の無いことや、やりたくないことは頑なにやりません。

洋犬のようにハンドラーのコマンドを使って楽しむような性格ではないのです。

日本犬はマイペースなのね

また「自分勝手にできる方が楽でいい」と思ってしまうことも。

賢くマイペースな日本犬は、やる気をキープすることが難しいためアジリティには向かないとされます。

しかしどんな犬種であっても、練習を重ねることでアジリティを楽しむことは可能!

特に、日頃から元気が有り余った柴犬であれば、ストレスや運動不足が解消できます。

さらに、アジリティは飼い主も犬も、体力だけでなく頭を使うもの。

日本犬は賢いので、頭を使う喜びを覚えれば、アジリティの楽しさも分かってくれるでしょう。

 

アジリティ実績がある日本犬を調べてみた!

では、実際にアジリティの大会などで功績を残している日本犬はいるのでしょうか?

柴犬を中心に実績のある日本犬を探しました。

結果、残念ながら競技会などで賞をとっている日本犬は見つかりませんでした…。

洋犬との違いは大きいのか…

競技会で上位を占めるのは、ボーダーコリーやシェパードなど、コマンドをこなすことが好きな使役犬がほとんどです。

大きいワンちゃんのアジリティは迫力あるもんね

しかし、パピヨンやチワワなどの愛玩犬と言われる犬種でも好成績を残す子がいます。

柴犬も公式大会などで功績をあげるのは難しいですが、アジリティを楽しんでいる柴犬は多いですよ!

もちろん大会に出場している柴犬もいます。

まずはそういった場所へ足を運んで雰囲気を味わうのもいいですね。

色んなハプニングが見れて面白いらしい…!

犬種的にはあまり相性が良くない柴犬とアジリティ。

しかしハンドラーや飼い主さんとの関わり方、柴犬の性格は様々です。

ドックランや教室、お家でもアジリティを楽しむことはできますよ♪

いつか数少ない日本犬代表として、洋犬に負けない実績を持った柴犬が現れることを願っています!

 

まとめ

今回は、柴犬にアジリティは難易度が高いのかをお伝えしました。

柴犬をはじめ、日本犬はもともとマイペースな傾向があるようですね。

そのため、アジリティに向いている犬種ではないと言われがちです。

コマンドをこなすことが好きな洋犬とは逆なんだね

ハンドラーの指示を忠実にこなすことを特に嫌う性格の柴犬だと、アジリティの難易度が高いかもしれません。

しかし、柴犬は健康的な体型をしていて、運動能力的にはアジリティに向いている犬種。

犬にも個性があり、ハンドラーとのコミュニケーションを楽しむ日本犬もいるでしょう。

そういった性格をよく見極め、日本犬とでも楽しめそうなら、ぜひアジリティに挑戦してみてくださいね♪

犬種に関係なくアジリティを楽しむことが一番大事♪

それでは『アジリティは柴犬に難易度高い?日本犬は向いている犬種?』はここまで!

楽しいワンコライフを♪