犬散歩 PR

犬の散歩は右側・左側どっちが正解?トレーニングと歩道でルールは違う?

犬散歩 右 左 トレーニング 歩道 ルール
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

皆さんは犬散歩の時、犬は右左どちらを歩かせていますか?

「トレーニングで犬は人間の左側を歩かせる」

と聞いたことがありますが実際はどうなのでしょう。

右左どちらを歩かせるべきなのか、正しいルールはあるのか、犬の飼い主さんなら一度は疑問に思ったことがあるのではないでしょうか。

お散歩している様子を見ると、右を歩かせている人、左を歩かせている人、様々な気がします。

誰もいない広い道や公園ではどこを歩いても大きな問題はないかもしれません。

しかし、多くの人とすれ違う歩道の場合はそうもいきませんね。

飼い主の横について散歩できるようトレーニングする必要はあると思いますが、右、左、どっち側を歩かせるか正解はあるのでしょうか?

今回は、犬散歩では右左どっちを歩かせるのが正しいのか、歩道を歩く時のルールについても考えていきましょう。

 

犬の散歩は右左どっち側が正解?

皆さんは右左どちらの手でリードを持ちますか?

犬がどちら側を歩くかは、飼い主さんがリードをどちらの手で持つかによると思います。

例えば右利きの人は右手でリードを持つほうが犬をコントロールしやすい反面、何かあった時は右手が空いているほうが対応できますね。

やはり利き手ではない左手でリードを持ち、犬は人間の左側を歩くケースが多いでしょうか。

左利きの人の場合はこれの反対ですね。

人によって持ちやすい方や歩きやすい方があると思いますが、それではだめなのでしょうか?

 

犬の散歩は人間の左側が正解?

実は、しつけ本などに犬は人間の左側になるようリードは左手で持つと書かれていることが多いのです。

なぜ左側なのでしょうか?

諸説ありますが、ルーツは軍用犬という説が一般的なようです。

右利きの人間が多く右手に銃を持つため、犬のリードは左手で持つというのがその理由。

トレーニングで犬を人間の左側につけるように訓練するのは、その名残ではないかとのこと。

そもそも、ドッグトレーニングは西洋で牧羊犬の訓練から始まり、その後軍用犬や警察犬などに用いられていったようです。

警察犬やドッグショーでも必ず犬は人間の左側。

ですから、トレーニングでは左側が正解なのです。

それが家庭犬の散歩でも左側が正解と言われる所以なんですね。

ちなみに、犬には右利きが多いから左側のほうがよいという説もあるそうですよ。

 

実際の散歩で犬はどっち側か飼い主さんの口コミ紹介!

では、実際飼い主の皆さんはお散歩の時、犬をどっち側に歩かせているのでしょうか?

飼い主さんの口コミをご紹介します。

30代自営業
30代自営業
田舎道だから特に考えたことはないよ。

40代主婦
40代主婦
うちの子はトレーナーさんに左につくよう訓練されたから左だわ。

40代会社員
40代会社員
ちゃんと飼い主の指示を聞いて歩けるならどっちでもいいと思います。

20代アルバイト
20代アルバイト
状況によってケースバイケース。

散歩する場所や飼い主さんによって様々な考え方があるようですね。

ちなみにうちの子は特に訓練したことはなく右左どちらでも歩きますが、怖がりなせいか壁側を歩くことが多いですよ。

 

犬のトレーニングと歩道でルールは違う?

犬のトレーニングでは人間の左側につくよう訓練するとご紹介しましたが、やはり散歩でも左側が正解なのでしょうか?

hana
hana
やっぱり散歩も左側じゃないとダメなのかしら?

散歩はドッグショーや訓練と状況が少し違う気がしますがどうでしょう。

多くの人や車とすれ違ったり、他の散歩中の犬と会うこともありますよね。

一概に「左側が正しい」とは言えないのではないでしょうか。

 

犬のトレーニングで左側なのはなぜ?

犬を左側につけるのは軍用犬にルーツがあり、訓練でも左側ということは先ほどお話ししましたが、ドッグショーでもやはり左側につくのがルール。

純血種の定着のために始まったのがドッグショーであり、ショーに出すための訓練がドッグトレーニングの原点なんだそう。

ドッグショーでは様々な審査がありますが、その中の歩様審査では会場の中央に審査員がいて左回りに会場を周回し犬を見せます。

犬が内側、人間は外側を歩くため、犬は人間の左側を歩くということになりますね。

そのため、訓練所では家庭犬のトレーニングも左側につくようにするのが基本となっているようです。

やはり右利きの人が多いので、ご褒美をあげる右手が空いているほうが訓練もしやすいですしね。

 

犬散歩は右左どっち側も歩けるほうが安全!

トレーニングでは左側につけるのが基本ですが、色々な状況が想定される普段の散歩でも常に左側で大丈夫なのでしょうか?

日本に住む私たちは、車は左側通行、歩行者は右側通行と子供のころから教えられてきたと思います。

つまり車と人が向かい合う方向ですれ違うということですね。

この時、犬が人間の左側だと犬が車に近い方を歩くことになります。

車から人間は見えても小さな犬は見えにくいかもしれませんし、犬が何かの拍子に車道側に飛び出す危険も。

ドッグトレーニングが発祥した欧米では、車が右側通行ですから犬が人間の左側でも特に問題はないのかもしれませんが、日本では状況が違います。

大切な愛犬を散歩する身としては、犬が車道側なのはとても怖いことではないでしょうか?

また、歩道では他の人や自転車ともすれ違いますが、中には犬嫌いな人もいたり、逆に犬に興味があって突然近づいてくる子供などもいますよね。

そんな場所でも飼い主の左側しか歩けないのでは困ってしまうと思います。

必ずしも左側ではなくより安全なほうを歩かせたいですよね。

右左どちらも歩けるほうが臨機応変に対応できてよいのではないでしょうか。

 

まとめ

犬散歩は右左どっちを歩かせるべきなのかについて考えてきましたが、いかがでしたでしょうか?

トレーニングでは基本的に左側につけるのがルールですが、実際歩道を散歩していると様々な状況に出会いますよね。

うちの子はとても怖がりなので、車や人とすれ違う場合には必ず私が間に入るようにしています。

また、場合によっては過ぎていくまで立ち止まって待ったり、抱き上げることも。

よく飼い主さんをグイグイ引っ張って先頭を歩く犬も見かけますが、道路の散歩では右左どちら側かは重要ではなく、飼い主の横について安全に歩くことが大切ではないでしょうか。

かわいい愛犬を守れるのは飼い主さんだけですし、他人に迷惑もかけないようにしながら毎日のお散歩を楽しみたいですね。

それでは『犬の散歩は右側・左側どっちが正解?トレーニングと歩道でルールは違う?』はここまで!

最後までお読みいただきありがとうございました。