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迷子犬は行動範囲や行動パターンで捜索できる?山の中で何日いきられる?

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数日前に失踪した迷子犬が見つかる、といったニュースをたまに目にします。

住宅街など、人目のある場所をさまよっていて見つかるケースがほとんどでしょう。

今回は失踪場所が山の中という想定で、迷子犬にどういった危険があるのか、目撃情報や行動範囲から捜索できるのか、といった疑問に迫っていきます。

空気も美味しいし、車通りも少ないという理由で、山道を散歩コースにする人は多いのではないでしょうか?

また、趣味の登山に愛犬を連れていく人もいると思います。

もしも山の中でワンちゃんとはぐれてしまったら、街中と違って目撃情報はそう多く集まらないでしょう。

さらに、時間が経過するにつれ、行動範囲の予測がつかなくなり、捜索が難しくなると考えられます。

山の中でも迷子犬は見つかるのかどうか調べてみました。

 

迷子犬は山の中でも見つかる?

SNS上では、山で迷子になったワンちゃんが見つかった例も報告されている一方、目撃情報が途絶えてしまった、という投稿も目にします。

見つかるかどうかは、ワンちゃん自身の性格もあるのですが、飼い主さんが正しい対処をとれるかで随分見つかる確率があがるはず!

行動するのが早ければ早いほど、発見率アップにつながりますよ。

そもそも山の中で迷子の犬は生きていけるのでしょうか?

 

山中で迷子犬になっても生き抜くことはできる?

迷子犬が山中で生き延びられるかどうかは、季節によって変わると考えられます。

春、夏、秋にかけては、山には小動物や昆虫などのタンパク源が豊富にあり、暑さを凌げる木陰もあるため、生存率は比較的高いといえるでしょう。

反対に冬は、食料が見つかりづらいうえに、飲み水は凍ってしまうかもしれません。

また、寒さを凌ぐためにぶるぶると震えて熱を発生させるのですが、体力を消耗してしまうデメリットが…

犬は身体のサイズによりますが、水があれば2週間ほど生きることができ、なければ5日生きられないとされています。

ちなみに昨年アイルランドの冬山で、ラブラドール・レトリバーが迷子になってから2週間後に、登山客に保護されたニュースがありました。

体重が減っていたということで、満足に食べ物にありつけなかったとは思いますが、生命力の強さを感じますね。

 

迷子犬に最も危ないのは狩猟罠!

山の中で迷子になったワンちゃんにとって、野生動物や食糧難、天候などの自然界に潜む危険がたくさんあります。

しかし、実は最も危険なのは人間が仕掛ける罠だということをご存じでしょうか?

代表的な罠は以下の二つです。

  1. トラばさみ:ハエトリグサのような形状で、ギザギザの歯で獣の脚を挟んで捕獲
  2. くくり罠:ワイヤーやロープの輪が締まり、獣の脚を縛って捕獲

罠にかかると身動きが取れなくなり、ほかの野生動物に狙われるほか、傷口から細菌感染する例も少なくありません。

こうした罠は猟友会による狩猟や、土地所有者による害獣駆除を目的として設置されます。

万が一山の中でワンちゃんが迷子になってしまったら、警察署や保健所はもちろんのこと、その地区の猟友会や土地の所有者にも速やかに連絡しましょう。

 

迷子犬は目撃情報や行動範囲から捜索できる?

迷子犬を捜す基本は、いなくなった場所を中心として同心円状に捜すことです。

また、犬の行動範囲を知っておくと、より効率よく捜すことができるでしょう。

最近ではSNSの普及により、目撃情報をシェアして多くの人が捜索に加われるようになりました。

拡散の速さが魅力のSNSですが、失踪場所が山の中でも、その効果はあるのでしょうか?

 

迷子犬の行動範囲の広さは?

犬の行動範囲は、性別や性格、犬種、年齢によって変わるものの、サイズ別で分けると

  • 小型犬:300m~1km/日
  • 中型犬:1km~5km/日
  • 大型犬:1km~5km/日

以上のようになります。

大型犬で1日に10km以上移動した例もあるので、あくまで目安とお考えください。

動物は栄養を摂らなければ生きられませんから、安定して食事ができる場所があれば、そこを拠点に行動するでしょう。

しかし、山の中では、いつも同じ場所で同じだけ食べられるとは限りません。

そのため食料を探して歩きまわり、一般的な目安よりも行動範囲が広がってしまうと考えられます。

 

SNSで目撃情報を集めて捜索できる?

画像のワンちゃんは山を散歩中に迷子となり、4日後に無事保護されています。

失踪直後からSNSで情報を発信していたこともあり、臆病なワンちゃんだったにもかかわらず、目撃情報もいくつか寄せられていました。

このように素早く行動することで、失踪場所の近くに住む人たちも、今ならまだ近くにいるかもしれないからと、捜索に協力してくれるかもしれません。

Twitterやインスタグラムでは、迷子犬の情報を発信するアカウントもあり、いまやSNSを使った捜索活動は広く活用されています。

SNSで捜索する場合に載せるべき情報
  • 全身がわかる写真
  • 写真で伝わりづらい毛色のニュアンスや体格
  • 失踪場所の詳細、日時
  • 装着物の有無、その特徴
  • 届け出た警察署や保健所の連絡先
  • 「SNSを利用しない人にも拡散お願いします」の文言

また、「#拡散希望」とタグづけすることで、より多くの人の目に触れる可能性が高くなるでしょう。

しかし、SNSは誤った情報も拡散してしまうデメリットがあります。

曖昧な情報や最新でない情報を発信してしまうと、誤情報に繋がりかねません。

できるだけ迷子犬について正確で詳細な情報を、素早く発信することで、誤情報が拡散されるのを防ぎましょう。

個人情報の取り扱いにも注意が必要です。

画像に映りこんでしまった人には、利用目的を明らかにしたうえで、掲載する許可をとらなければなりません。

また、自分のプライベート携帯の番号を載せるのは、悪用されるおそれがあるので控えましょう。

 

まとめ

今回は迷子犬が山の中で見つかるのか、目撃情報や行動範囲から捜索することができるのか、といったお話をいたしました。

迷子犬は山の中で見つかることもありますが、飼い主さんがいかに早く、適切な行動をとれるかにかかっているでしょう。

犬の行動範囲を理解することで、効率の良い捜索が可能となります。

山の中で迷子犬になっても、SNSで目撃情報を集めて、保護に至ったケースを紹介しました。

それでは『迷子犬は行動範囲や行動パターンで捜索できる?山の中で何日いきられる?』はここまで!

この記事を読んで、ひとりでも多くの方に「ためになった!」と思っていただけたら、とっても嬉しいです!