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犬の散歩は不法侵入になる?他人の敷地で糞や尿処理しないと訴えられる?

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犬の散歩で他人の敷地に入るのは不法侵入にあたるのでしょうか?

また今回は、他人の敷地で犬の糞や尿処理をしないとどうなるかなど、犬の散歩にまつわる疑問にお答えしていきます。

ある程度人が住んでいる地域では、少し外に出ると犬の散歩をしている人をちらほら見かけますよね。

犬の散歩をする人が多いということは、それだけトラブルも多いというもの。

皆さんも犬の散歩をしていて、知らずに他人の敷地に入ってしまったことがあるかもしれません。

モリコ
モリコ
犬の散歩中に、人ん家の庭先に入っちゃって怒鳴られたことがあるなぁ…。

ネット上でもこのようなことが不法侵入なのではないかという意見があります。

また他人の敷地で糞や尿処理をしない飼い主に対する苦情も。

せっかく楽しい犬の散歩でトラブルを起こさないためにも、この記事が参考になればと思います。

 

犬の散歩は不法侵入になる?

犬の散歩をしていて他人の敷地に入ってしまったら、不法侵入になるのでしょうか?

そもそもどうしたら不法侵入と認められるのかもよくわからないですよね。

プー子
プー子
犬の散歩中に雨が降ってきて、とっさに近くにあったガレージでやり過ごしたんだけど、もしかして不法侵入なの…?

これ実はその時の状況によるとしか言えないのが正直なところなんです。

また他人の敷地に入るのが飼い主さんなのか犬だけなのかでも扱いが変わってきたりするので、詳しく見ていきましょう。

 

犬の散歩でも敷地に入ると不法侵入になることがある!

犬の散歩でも他人の敷地に入ると不法侵入になることがあります。

不法侵入の定義は一言でいうと、正当な理由なく他人の敷地に入ること。

ただしこの正当な理由というのがかなり曖昧で、結局は住人がどう判断するかによるところが大きいです。

プー子
プー子
私のは雨宿りって理由があるから大丈夫よね?

また不法侵入かどうかを判断する基準として土地権利者の意思に反しているかがポイントになります。

他人の敷地に入った側が正当性を主張しても、住人が立ち入られたことを不快と感じるのであれば不法侵入として扱われてしもう可能性も。

プー子
プー子
そ、そんな…。

犬が苦手または嫌いな住人だった場合は、少し敷地に入っただけでも過剰に反応されてしまうかもしれないですね。

やむを得ず他人の敷地に入った場合は事情を詳しく説明するのが良いでしょう。

また知らずに他人の敷地に立ち入ってしまった場合は、注意を受けたら謝ってすぐに出るようにしましょう。

 

散歩中に犬だけ入った場合はどうなる?

犬の散歩で長いリードや伸縮リードを使っていると、犬だけ他人の敷地に入ってしまうことがあるかと思います。

この場合も不法侵入となってしまうのでしょうか?

結論としては、犬は物と同じ扱いとなるので不法侵入にはなりません。

アスミ
アスミ
飼い主が入らなければセーフってことだね。

ただし飼い主が意図的に犬を他人の敷地に入れ、その結果住人側が何らかの被害を受ければその限りではありません。

例えば意図的に他人の敷地で犬に尿や糞をさせれば不法侵入以外の罪に問われる可能性もあります。

またマナーのない飼い主のせいで犠牲になる犬も。

犬の散歩で毎回他人の敷地で糞や尿をさせていたところ、耐えかねた住人が毒餌を撒き、それを食べて死んでしまった犬のニュースを見たことがあります。

ですので飼い主が入らなければセーフと思うのではなく、なるべく犬が他人の敷地に入らないように気をつけたいですね。

アスミ
アスミ
はい、反省します…。

 

犬の散歩中に他人の敷地で糞や尿処理しないと訴えられる?

犬の散歩中に他人の敷地で糞や尿処理をしないのが悪いことなのは言うまでもないですね。

では実際にこのようなことをしたら訴えられてしまうのでしょうか?

訴えられるとしたらどのような罪に問われる可能性があるのか見ていきましょう。

モリコ
モリコ
他人の敷地で糞や尿をさせるだけでもいけないのに、処理しないのはもっとダメだよ!

 

犬の散歩中に他人の敷地で糞尿処理しない何の罪で訴えられる?

犬の散歩中に他人の敷地で糞や尿処理をしないと、廃棄物処理法違反になる可能性があります。

一般に廃棄物というとゴミをイメージする方が多いのではないでしょうか?

廃棄物処理法ではどのようなものが廃棄物か定義されており、その中に”ふん尿”とあるため、もちろん犬の糞尿も含まれます。

また各自治体で定める条例でも犬の糞尿に関する項目が設けられていることがあり、注意を受けても改善が見られなければ罰金が科されることも。

実際には実害を立証することが難しく、訴えたくてもなかなか訴えられないというのが実情のようですが、飼い主が損害賠償を請求された例もあります。

しかし訴えられないからといって他人の敷地で犬の糞や尿処理をしないのは、飼い主の資格がないと言わざるを得ません。

万が一犬の散歩中に他人の敷地で粗相をしてしまったら、しっかり糞や尿処理をして今後は同じことが起きないように注意したいところです。

 

犬が他人の敷地で糞尿をすると器物損壊罪に?

犬の散歩中に他人の敷地で糞や尿処理をしないと廃棄物処理法に違反することがわかりましたね。

実は他人の敷地で糞や尿をした時点で罪に問われてしまう場合が。

それは器物損壊罪に問われるケースです。

チワ代
チワ代
器物損壊って壊しちゃうことじゃないの?

この損壊とは物理的に破壊することだけでなく物を使えなくする、または使うことをためらわせるような状態にしてしまうことまで含まれます。

つまり門や自転車、鉢植えなど、敷地内の物が糞尿で汚れてしまえば器物損壊罪が成立することも。

ですので糞や尿処理をすればいいやの精神ではなく、なるべく他人の敷地に犬を立ち入らせないようにしましょう。

 

まとめ

今回は犬の散歩で他人の敷地に入るのは不法侵入になるのか?

また他人の敷地で糞や尿処理をしないとどうなるのかについてお話しさせていただきました。

私も実は犬の糞によるトラブルに遭ったことがあります。

ある日出かけようと玄関を出ると、門の前に袋に入った動物の糞らしきものが置いてあり、表に紙が貼ってあって、《ちゃんと拾え!》と書いてありました。

正直何のことかサッパリ。

私は今まで一度も犬の散歩で糞を放置したことはないし、水で尿処理もしています。

後からわかったのですが、糞や尿処理しないのを見られないように夜遅くに散歩に行っていた飼い主が。

その家で飼われている犬が小型犬であるために、同じく小型犬を飼っている私の家が、糞の大きさで疑われてしまったようです。

誤解は解けたので良かったのですが、1人のマナーの悪い飼い主のせいで、自分以外にも良識ある飼い主さんが疑われたのはとても悲しいこと。

この記事を読んだ方が犬の散歩で少しでも気をつけようと思ってくだされば幸いです。

それでは『犬の散歩は不法侵入になる?他人の敷地で糞や尿処理しないと訴えられる?』はここまで!

この記事を読んで、ひとりでも多くの方に「ためになった!」と思っていただけたら、とっても嬉しいです!